1/20

 昨晩は、細野晴臣ネイティブ・アメリカンの元を訪れる番組を観て26時に寝て、10時に起きた。夕べパン屋でもらったパンの耳をもくもくとつまんで朝食にし、緑茶を淹れる。14時ごろに、ブロッコリーを炒めるなどした。図書館で細野晴臣の本を再読しようと、借りに行った。昨年Corneliusのライブに行ったのもそうだけど、ルーツに立ち返ってそれを味わい終わって、どんどんやめていきたい。カルチャーに何にも詳しくなくて、趣味が何にもなくなった人になりたい。博覧強記という言葉をいつも、「牽強付会」と言い間違えそうになる。

 先日、BTSのMagic ShopのライブDVDをみせてもらった。新大久保で買った、VライブをDVD-R?に焼いたものだそう。画面がはみ出ていて日本語字幕が付いてる。ときめいちゃった。というか、こんなの売ってるのヤバ…笑。

 それを観せてくれた人とは、何回か偶然があった。ある駅で「行きたいカフェがある」とインスタグラムを見せてくれた。私は、「じゃあそこにしよう。あと、今度行きたいとこがあってよかったらそこも行こう、名前は思い出せないけれど」と言った。着いたカフェがそこだった。同じところを言っていた。それから、「今度〇〇というパン屋さんに行きたいんだ」と話した。「あ!ハリセンボンの動画でこの前観た!」「そこ!それで知った!同じくそれを何日か前に観たの」。別に最近あがった動画というわけでもなかった。こういうのを根拠にするのが面白い。MBTIを根拠にふざけ半分で根拠にしたりとか。誕生日の相性みたいな、デタラメのものを根拠にしてみたり。いややっぱそれは嫌だわ。

 10年ぐらい前、YMO後のYMOやその周辺の人を、延々と動画サーフィンしていた。90年代中盤の番組が多かったからか、「インターネット」「コンピューター・グラフィックス」の可能性みたいな番組が散見された。90年代のカルチャーや雰囲気、「ネット」や「CG」ではなくその響きや内容につい惹かれる。自分はデジタルネイティブと言うには微妙な世代で、クラスメイトと図書館へ行ってインターネットをしに行ったり、DSiPSPをなんとかインターネットに繋ごうと町を延々歩いたりしてた。そういう、ボタンを「ポチポチ」する感覚。自分が乳幼児だったころの番組や雑誌の「インターネット」「コンピューター・グラフィックス」特集には、そのなんとも言えない「ポチポチしてつなぐ」感じがあって、そのニュアンスに惹かれる。近所の古書店にまさにそういうサブ・カルチャー雑誌が200円でたくさん売っていた。TEITOWAがコンピューター・グラフィックスについて語って、小西康晴などが出てた。